「姿勢がいい」と思われがちなまっすぐな背中…
実はそれ、『フラットバック』かもしれません。
本記事では、一般の方にもわかりやすく「フラットバック」の姿勢の特徴や原因、起こりやすい症状、そして改善方法までを解説していきます。
フラットバック(平背)とは?
フラットバック(平背)とは、背骨の自然なS字カーブが失われて、腰の前弯(そり)が減少してまっすぐになっている姿勢を指します。

【特徴的な見た目】
- 骨盤が後傾(うしろに倒れる)
- 背中から腰にかけて丸みが少なく、一直線
- 首が前に突き出しがち(ストレートネック併発も多い)
- 体全体が前傾気味で、まっすぐ立っているのに疲れやすい印象
猫背とも違い、背中が丸まっているというより、腰の反りが極端に少なくなっているのが特徴です。
主な原因
長時間のデスクワークや座り姿勢
骨盤を後ろに倒した「だらっとした座り方」が習慣になると、腰椎の前弯が消失しやすくなります。

筋力のアンバランス
- 腹筋やハムストリングス(太もも裏)が緊張しすぎ
- 脊柱起立筋や腸腰筋(背筋や股関節前の筋肉)が弱化
このバランスの崩れが骨盤の後傾を招き、腰の自然なカーブを失わせます。
加齢や運動不足
年齢とともに筋力低下が起こると、自然と正しい姿勢が保てなくなり、腰椎のカーブがフラットになっていきます。
フラットバックになるとどうなるか
フラットバック姿勢は、見た目だけでなく身体への負担も大きくなります。

【代表的な症状】
- 慢性的な腰痛や背中の張り
- 立っているだけで疲れる
- 股関節・膝の痛み
- 首や肩こり(連動した姿勢異常)
- 反り腰ではないのにお尻が垂れて見える
特に、骨盤が後傾していることでお尻やもも裏に負荷がかかりやすくなり、下半身太りやヒップラインの崩れにも繋がります。
改善方法
フラットバックは、意識とトレーニングで十分に改善が可能です。
1. 骨盤を立てる感覚を身につける
2. 弱くなりやすい筋肉を鍛える
3. 硬くなりやすい筋肉をストレッチする
まとめ
フラットバックは腰痛・疲労・運動能力低下など、多くの不調の原因になります。
しかし、日常のストレッチ+筋トレ+姿勢習慣の見直しで改善は可能です。
今日から少しずつ「しなやかな背骨」を取り戻していきましょう!
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