こんにちは!
パーソナルジム&ピラティス Natureの石塚です。
みなさんは、トレーニング中に「あくび」が出た経験はありませんか?
多くの方は「寝不足かな?」「疲れてるのかも」と思うかもしれません。
でも、ちゃんと睡眠も取っていて、特に疲れているわけではないのに、あくびが出てしまう…
そんなときは、もしかすると別の原因があるかもしれません。
あくびの4つの原因と対策

① 酸素不足(低酸素状態)
トレーニングによって筋肉が酸素を多く消費すると、脳への酸素供給が一時的に低下し、
体が無意識に酸素を取り込もうとしてあくびが出ることがあります。
特に起こりやすい状況:
- 激しいトレーニング(スクワット・HIITなど)
- 呼吸が浅くなっているとき(息を止めるクセがある)
✔ 対策: 深い呼吸を意識する!(鼻から吸って口から吐く)
② 自律神経の調整
運動で交感神経(活動モード)が優位になると、体が過度に興奮し、副交感神経(リラックスモード)が働いて
バランスを取ろうとし、あくびが出る場合があります。
特に起こりやすい状況:
- ウォーミングアップ中やクールダウン時
- 重いウェイトを扱うトレーニングの合間
✔ 対策: 徐々に強度を上げる・クールダウンを丁寧に行う
③ 脳のクールダウン(体温調節)
運動により体温や脳の温度が上昇すると、あくびをすることで新鮮な空気を取り込み、
脳を冷やす働きが起こります。
特に起こりやすい状況:
- 暑い環境でのトレーニング
- 長時間の運動後
✔ 対策: 水分補給や適度な休憩を取る
④ ルーティン化(退屈や集中力の低下)
同じトレーニングを繰り返していると、脳が刺激を受けにくくなり、集中力が低下してあくびが出やすくなります。
特に起こりやすい状況:
- いつも同じメニューをこなしている
- 集中力が落ちているとき
✔ 対策: メニューを変える・音楽をかけるなどして刺激を与える
まとめ
- ① 酸素不足 → 深い呼吸を意識する
- ② 自律神経の調整 → ウォーミングアップ&クールダウンを丁寧に
- ③ 脳のクールダウン → 水分補給&休憩をとる
- ④ ルーティン化 → トレーニングに変化をつける
トレーニング中のあくびは、必ずしも「サボってる」「眠い」といったサインではなく、
身体の自然な反応であることも多いです。
頻繁に起こる場合は、呼吸や水分補給、トレーニング内容を見直してみましょう!